おしゃべり短歌日記

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Nov 6, 2019

自分が見たものしか信じられずに生きている気がする。これは別にそういうモットーで生きているとかいうのではなくて、あまり頭がよくないというか、想像力が乏しいのだと思う。

静電気というものを、大学一年生、19歳になるくらいまで、信じていなかった。静電気の存在そのものは知っていたけれど、「静電気がどうとか、そういうことを言っている人もいるけれど、どうせ疑似科学みたいなものだろう、コラーゲンで肌がプルプルになるみたいな」程度に考えていた。

で、バイトをしていた和菓子屋の制服が白衣だったのだけれど、それが冬場にパチッと音を立てることがあり、そのときに初めて実感として、静電気というものがあるのだな、とわかった。それ以来、かなり頻繁に静電気を感じるようになった。英単語とかもそうだけど、いちどその存在に気がつくと、わりと目にするようになって、「こんなに頻繁に出てくる単語なのに、どうしてぼくは今まで知らなかったんだろう?」となる、それと同じだと思う。

いまフィンランドは昼も夜もだいたい0度前後で、家の中も乾燥しっぱなしなんですけど、もう静電気だらけで、椅子に座ればバチ、椅子から立てばバチ、四六時中バチバチいってます。

そもそもこんなことを思ったのは、鏡を見ていたら小鼻に黒ずみがあるのを発見しまして。薬局とかによくあるじゃないですか、「小鼻の黒ずみを落とすシート」みたいなのが。ああいうのを見るたびに、「黒ずみができる人なんて実際にはいないけど、黒ずみも落ちるといっておけば毛穴の皮脂も落ちると考えてよく売れるんだろうな」と思っていたのです。でも、自分の鼻にがっつり黒、ブラックの黒ずみがあって、ああ、黒ずみって実在するのか、と思ったのでした。シート買いてー!